ソフトウェア営業 (Software Sales)
私の仕事はソフトウェアの技術営業であり、営業と同じチームにいて目標に向かって営業活動をしています。長年やっていますが、どうすれば一番望ましいのか?未だに答えを見つけられていません。特に営業と技術営業の関わり方は、人それぞれ考え方があり、理想像は千差万別と言えるでしょう。
営業は自分の顧客の目標売上高を達成するかどうかで給料がダイレクトに左右される職業であるのに対し、技術営業は売上高に加えて、自分のスキルを伸ばすための活動に対しても評価されるところが若干異なります。このような関係性の中、どのように協力し合いながら成果を出していくのか?
私は漫才型が良いのではと考えています。しかもボケとツッコミが交互するような複雑なやつです。片方が常に主導権を持ち、片方が従うモデルは成功しても達成感はあまりありません。ところが、小さな成功でも両者が知恵を出し合い、コミュニケーションを図りながら取った案件は、達成感もありますし経験値として深い記憶に残ることになります。
これをDNAで例えていうなら、営業と技術がそれぞれに4つの塩基を持っていて、お互いが相互に対応する塩基で繋がっていくイメージです。この塩基とは、P(計画する)、D(実行する)、C(チェックする)、A(改善する)で、PとDのペア、CとAのペアになっています。
営業が計画したビジネスプランに技術が具体的な提案を実践したり、技術が知りたい顧客の考えを営業が確認したりと、実際の営業活動とは、このように要素が複雑に絡み合って成り立っています。これがかみ合わないとDNAはつながらず、案件はうまくいきません。
仕事の経験値とはこのように、過去の活動が相手とどのような関係性で実施してきたのか、というPDCAの配列なのではないでしょうか?この配列の順番が遺伝子となり、経験からくるアクションの違いになってくると思うのです。
最近、DNAのYoutubeばかり見ていたので、なんでも分子レベルで考えてしまう、変なおじさんになっています。でもなかなか興味深いと思いませんか?経験というDNA配列を可視化できたらノーベル賞ものだと思います。
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