トップラインとボトムライン (Top Line & Bottom Line)

子供の頃、テレビで「年商10億円の名物社長!」とかを見ると、「すごーい。10億円も持っててお金持ちでいいなー。」と無邪気にうらやましがったものです。売上高と利益の違いも分かっていなかったんですね。でも社会人になって営業に近い部門で仕事をしていても、実際のところ意識するのは売上高がほとんどだということに最近気づきました。

トップラインとボトムラインという言い方がありますが、これは損益計算書の一番上にある「売上高」と、一番下にある「当期純利益」のことを指しています。

「トップラインを伸ばすぞー!」と営業部長に言われることはあっても、「ボトムラインを伸ばすぞー」とは言われないのですが、最近取り組みが盛んになっている「働き方改革」による業務効率の改善活動などは、販管費を下げることになり、ボトムラインを上げる取り組みです。

ITの世界では、「攻めのIT」「守りのIT」という分け方があり、まさにトップラインを伸ばすことに貢献するITを「攻めのIT」、ボトムラインを伸ばすことに貢献するITを「守りのIT」と呼んでいます。ITに携わるエンジニアは、なかなか損益計算書と自分の日々の活動が結びつかないと思いますが、このように単純に考えると、会社の損益にダイレクトに影響する仕事なんだと思いませんか?

コメント

  1. 昔、某社の社内忘年会で当時の社長が全フロアに挨拶周りされた時に、労いの言葉をかけにきてくれたのかと思いきや「お前らはコストだ!」と言い回って歩いていたという、、、w 損益の意識のさせ方様々だな、、、というのを思い出しましたw

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  2. せっかく初めてコメントいただいたのに、返信が送れずすみませんでした。前回返信したつもりが反映されておらず。。。まだまだブログの使い方に慣れてませんね。

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