湖池屋とテスラ (Similarity between Koikeya and Tesla)

今日テレビを見ていて驚いたことがありました。湖池屋のマーケティングを率いている方の特集だったのですが、なんと湖池屋の商品は毎週発売されている!ということです。

リアルのビジネスでこれほどのスピードで商品が出ているというのは知りませんでした。ITでアジャイルを!などと日頃訴えているのですが、現実世界はすでにそのようなビジネスモデルもあるということです。湖池屋では、会長・社長はじめ、商品企画チームはまさにスクラムを組んで、毎週商品の企画・開発・評価・改善を繰り返しています。

「まあスナック菓子ならできなくもないけど、大物製品ではそうもいかないでしょ?」と思いきや、テスラのソフトウェアアップデート履歴を見たらさらにびっくり。テスラは2020年には100回以上のアップデートがあり、およそ3日に1回は車の性能向上や機能追加が行われています。中にはモデルチェンジに近いアップデートもあり、従来の自動車は買い換えるしか性能や機能を変えれなかったことを考えると、恐ろしいほどにビジネスモデルの違いがあります。


この2社の事例から見ても、リアルの世界は日々変化を求めているということがわかります。最近注目されているデジタルトランスフォーメーションというのは、リアルが求めるスピード感に適応できるITの仕組み作りと言えるかもしれません。


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