受験の季節 (Exam season)

 いよいよ今週末は中小企業診断士の2次試験です。この年で受験というのはとても大変ですが、娘も受験の年なのでヘタれたことは言ってられません。人間というのは不思議な生き物ですね。受験という目標を立てて常に自分を奮い立たせながら挑戦し続けるなんて、何が楽しくてやるんでしょうか。

また、受験の様な形式的な試練ではないものの、日常や仕事で常に私たちは問題に対して挑戦し続けているとも言えます。危険が迫った時や、誰かが助けを求めている時、選択肢が複数ある時(今日は何食べようかな?とか。)など、常に何かの問題に対して判断をしています。この判断が他の人よりも早いとか優れているとかで、人間は生き残りをかけて戦っているのかもしれません。

中小企業診断士の雑誌で参考になる記事があり、そこからアレンジしたのが以下の図です。


問題を解決するときの思考パターンを表したものですが、この様に整理すると何が大切で優先すべきかが分かります。まずは、何よりも目の前の問題を解決するための要求や要件を明確にすること。そして周りの状況や環境を的確に把握すること。これらが問題を解決する十分条件だと思います。ただしこの様なスキルは問題解決のパターンを覚えたり、知識をつけることが重要です。まずは形から入って体で覚えるために4番、5番を加えて確かめるという癖をつけるということだと思います。

パターンや知識はあくまで補助的な要素であり、これらを優先すると杓子定規な結論になってしまい、解決策にならないケースもあるということですね。

ではまた来週。

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