一日一善 (One good per day)

東京アラートが解除され、少しずつ日常が戻り始めていますが、まだまだストレスの多い生活になりそうです。今までは毎日見る公共の数値といえば、株価か降水確率くらいだったのに、これからは感染者数も加わりそうです。

ビジネスの世界でも数値は重要で、特に営業系の部署にいる私は、売上高に対して責任を持つ仕事をしています。ところが厄介なのは、ITというサービスは形が見えないため、日々の活動がどのように結果に繋がるのかは、なかなか定量化しづらいということです。

そうするとどうなるかと言いますと、どの仕事が優先すべきで大事なのかということを判断するのが難しくなり、いろんな仕事が溜まってきてパンクしてしまうということになります。

そこで私は自分の仕事をなるべく見える化する試みをしています。下の絵がそのイメージです。

私の仕事は、お客様に対しITによる解決策を提案して採用してもらうことが中心です。でも提案ばかりするわけにもいかず、新しい取り組みを企画したり、お客様の課題を見つけるために様々な調査をしたり、あるいはイベントなどで講演したりといった啓蒙活動なども含まれます。

これらを1週間(5日間)でできる単位でプロジェクトとして定義し、そのプロジェクトで実施する活動をタスクとして分解します。1日(と言っても4時間以内)にできる単位にし、タスクカンバンにリストします。(タスクカンバンの「To Do」にいれる)
そうすることで、「今日は何を中心にやろうかな?」という仕事が明確になります。
今週やることは、タスクカンバンの「Doing」に移し、タスクが終わったら、「Done」に移します。

私の仕事は多品種少量生産の性格を持っており、多能工化が求められます。プロジェクトも5日間連続で起きることはまれで、大体週に1日を5週間かけて成果にするということが多いです。

タスクを1日分にする理由は、1日にちゃんとアウトプットできる仕事って、せいぜい一つだと思うからです。したがって、「Doing」リストに5個以上自分のタスクがあると、周りに「忙しいから助けて!」アラートを発生させます。

私の仕事はこのように「企画」「提案」「調査」「実行」という4つのPDCAに近いカテゴリーに分けられるので、これを1週間のプロジェクトごとにマッピングしていけば、プロジェクト間の相乗効果を可視化できると考えています。

例えば、あるセミナーを企画して、その結果、特定のお客様に提案する機会ができたとします。その後提案が採用され、その解決策をノウハウとして標準化します。そのノウハウを例えば事例紹介ということでイベントなどで発表できるかもしれません。

つまるところ私のようなコンサルティング型の職業は、過去の経験やノウハウをいかに応用するかにかかっていますので、このように1週間のプロジェクトを効率的かつ効果を最大化できるように計画することで、良いパフォーマンスを出せるのではないか?と考えています。

1年365日、52週間なので、50個くらいのアウトプットが出れば良いかも?

ちなみに、このブログこの回で42回目です。あと8回は書くぞ!

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