赤緑青 (RGB)
私は子供のころ不思議に思っていたことがありまして、それは、「人が見えている色はみんな同じなのだろうか?」ということでした。
森林の緑色を見てリラックスしたり、赤い色で燃える火のように興奮したりするけど、他人に同じ色かどうかを確認することは不可能なんですよね。
これは実は脳科学の中でも証明ができないことの一つです。
人はロング、ミドル、ショートの3つの波長を区別できる視細胞があり、それぞれ赤、緑、青の色を識別できます。ただし光に色素があるわけではなく、脳がその波長を区別して感じているだけなので、個人がどのような色に感じているかは本人にしか分かりません。
私たちの世界では、そのような見えないものを言葉で表します。
「皆さんがこの波長で感じている感覚を赤と呼びましょう。」と定義しているということですね。
アンディー・ウォーホールのマリリンモンローは有名ですが、この話を知ってから見るとまた面白いなと思いました。この絵のように、もしかしたら他の人からはマリリンモンローが違う色で見えているのかもしれません。
さてなぜこんなことを書いたのかというと、モノの見方、見え方というものは本当に人それぞれであり、それを共通認識として合意したり、結論を出すことは難しいと日々体感するからです。
先週はシンガポールでアジアのメンバーとのグループ研修があったのですが、あるテーマについてポストイットや画用紙を使ってディスカッションをしながら、どういう解決策にするべきかを出すというトレーニングでした。
立場も違えば、年齢も違う、国も人種も違うので、様々な意見が出ます。それを共通の言語(今回はもちろん英語)で一つの解を表現する作業だったので、本当に疲れました。
ITの世界(特にソフトウェアの世界)はこのような目に見えないものを言葉に定義していくことがとても重要な業界です。
私もアンディーのように色々な色を使って絵を描ける、ITアーティストになりたいなと思いました。
森林の緑色を見てリラックスしたり、赤い色で燃える火のように興奮したりするけど、他人に同じ色かどうかを確認することは不可能なんですよね。
これは実は脳科学の中でも証明ができないことの一つです。
人はロング、ミドル、ショートの3つの波長を区別できる視細胞があり、それぞれ赤、緑、青の色を識別できます。ただし光に色素があるわけではなく、脳がその波長を区別して感じているだけなので、個人がどのような色に感じているかは本人にしか分かりません。
私たちの世界では、そのような見えないものを言葉で表します。
「皆さんがこの波長で感じている感覚を赤と呼びましょう。」と定義しているということですね。
アンディー・ウォーホールのマリリンモンローは有名ですが、この話を知ってから見るとまた面白いなと思いました。この絵のように、もしかしたら他の人からはマリリンモンローが違う色で見えているのかもしれません。
さてなぜこんなことを書いたのかというと、モノの見方、見え方というものは本当に人それぞれであり、それを共通認識として合意したり、結論を出すことは難しいと日々体感するからです。
先週はシンガポールでアジアのメンバーとのグループ研修があったのですが、あるテーマについてポストイットや画用紙を使ってディスカッションをしながら、どういう解決策にするべきかを出すというトレーニングでした。
立場も違えば、年齢も違う、国も人種も違うので、様々な意見が出ます。それを共通の言語(今回はもちろん英語)で一つの解を表現する作業だったので、本当に疲れました。
ITの世界(特にソフトウェアの世界)はこのような目に見えないものを言葉に定義していくことがとても重要な業界です。
私もアンディーのように色々な色を使って絵を描ける、ITアーティストになりたいなと思いました。
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