持続力 (Sustainability)

最近、前職の会社の友人らと飲み会していた時の話。「こまちゃん、今の会社何年目?」「もう7年目です。」「なんでそんなに続くの?」「なんででしょうねぇ。」

私はもともと飽き性で、物事を長く続けることが苦手なんですが、今の会社は肌にあっている気がしています。やりたい事を出来るし、会社としても社員が働きやすいように、様々な努力をしてくれるからです。
このように社員が持続的に働ける会社というのは、そうでない会社と何が違うのでしょうか?
私はその一つに、「会社の目標が明確で、かつそれが社会的に意義があること。」
があると思います。目標が明確でも、自分の納得しない仕事であればやる気は出ないし
、理想的なビジョンがあっても、目標が明確でないとチームワークが発揮できません。


最近、仕事上お客様の中期経営計画やアニュアルレポートを読む機会が多いのですが、ここ2、3年で「SDGs(持続可能な開発目標)」に沿った戦略を取り入れた会社がとても増えました。
SDGsは、2015年に国連が採択した、持続可能な世界を実現するためのロードマップです。2030年をターゲットにしており、17のゴールと169のターゲットが明記されています。


これはとても画期的な施策だと評価されているものです。全世界の国々が、将来に渡って持続的に発展していくための道しるべを包括的、具体的に示しているからです。
もちろん日本もこれに沿った国家戦略を発表(Society 5.0 for SDGsなど)していますし、前述の通り、企業はこの大方針に沿った企業経営をしないと生き残れないと考えています。

このように目標と社会的意義が明確になることで、社員にとっての行動指針が明確になり、結果として会社の生み出す付加価値が大きくなります。
SDGsの理想をトップとして、国、会社、個人ひいては社会全体が目標に向かって歯車を合わせることができれば、ものすごいイノベーションが生まれるかもしれないですね。

ちなみに私が心配している目下の持続力は、このブログをどこまで続けれるかです。。。

コメント

人気の投稿