○△□メソッド (Circle-Triangle-Square method)

ミーティングでよくある場面。

  • 説明が相手になかなか伝わらず、一生懸命に言葉で説明しようとしている。
  • 意見がまとまらず、どこに向かっているのか分からなくなっている。
  • アイデアが出てこないから、場の空気が白けてしまっている。


そういう時の参加者のメンタルは、(a) ミーティングのテーマがすごく複雑で難しい問題だと思ってしまっているか、(b) イメージが湧かないから興味を無くしているかのどちらかだと思います。
そんな雰囲気を察知した時には、私の場合はホワイトボードに向かって、丸か三角か四角を書いてみるようにしています。


丸を使うのが多いですが、丸って便利なんですよね。丸を二つ並べて対立軸を表したり、重ねることで論理集合のようなイメージも表せます。
三角の場合は3つの利害関係を表すのに便利で、この形は安定感をイメージさせ、3つの論点に対して相互の影響が重要だという話に進めやすいです。
四角は問題を整理する表として使ったり、縦軸と横軸の論点に対し、掛け合わせることで4象限のパターンで議論を進めることができます。


結局、ほとんどの問題は、2つから4つくらいにまとめられるので、こうやって図にすると参加者のイメージを合わせやすくなり、議論がスムーズになる経験が何度かあります。
また、人間は言葉で理解するよりも、イメージで理解する方が意思疎通しやすいので、なるべくシンプルな絵で、イメージを合わせるというのは良い方法だと思います。

これを「○△□(マルサンカクシカク)メソッド」と名付けましょう。
プレゼン資料で一生懸命説明するよりも効果的な場合もありますよ。


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