動作経済の原則 (The principles of motion economy)

8月初旬、とうとう中小企業診断士の1次試験を受けました!正式結果は9月上旬に届くらしいですが、解答速報ですでに絶望的な結果となりました。。。

さて気を取り直して。。。今日はその受験日の出来事を書きたいと思います。
試験のお昼休みに入った、中華料理屋さん。カウンターに座り、中華そばを頼みました。
その時、ぼんやり料理人さんを眺めていたら。。。その時の光景がこちら。


しばらく見とれてしまいました。五目チャーハン、ニラレバ炒め、あんかけ焼きそば、など、数々の料理を作るのに、ほぼ立ち位置が変わらないんです!
しかも、具材、調味料、塩コショウ、などを入れる動作も最小限で、油や塩なんかは上の台からちょっと傾けるだけで、下の中華鍋にしっかり入って行きます。

これを見ながら、「あーこれを動作経済の原則というのか!」と納得しました。

動作経済の原則とは、Industrial Engineering手法である方法研究の一つで、ムリ、ムダ、ムラのない職場づくりのための理想動作をまとめたものです。
代表的なものが4つあり、「動作経済の4原則」とも呼ばれます。 

  • 両手を同時に使う
  • 動作の数を減らす
  • 距離を短くする
  • 動作を楽にする

これらの原則を見事体現していた、この中華料理屋さんすごいなーと思いました。

ITの世界は物理的な人員の動作研究はありませんが、ソフトウェア資産をよりムリ、ムダ、ムラなく流通させるかが注目されています。このような現実世界の原則を応用して、ソフトウェア経済の原則を考えてみるのも面白いと思いました。


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